座り姿勢が持続できないお子様たち

こんにちは。

柔道整復師の安達です。

私が肌感で増えてきていいるなと感じる事例が

長時間座れない

というお子様が増えています。

厳密にいうと勿論座れます。

ですが、すぐに姿勢が崩れてしまうといったご相談が多いです。

まだ幼児の時は良いかもしれませんが

小学校に上がったら授業を受けなくてはいけません。

授業時間座れないということは授業に集中しにくい環境ともいえます。

体幹の筋肉の問題?」

最近では、発達障害やADHDと診断される場合も多く、今回はそのような場合ではなく筋肉的なアプローチとしての内容です。

長時間座っていられない子の特徴は立位でもフラフラしてしまうという点です。

私の院では足の計測を無料で行っているでの、多くのお子様たちの計測をしているのですが

「この姿勢で、前を見ててね」とお願いしても重心がフラフラするので、計測中も何回か姿勢を直すことも多いです。

立っている状態がフラフラするのは靴のサイズが足に合っていないという事もあるのですが、今回は割愛させて頂いて体幹の筋肉の解説から入っていきたいと思います。

体幹の筋肉(インナーマッスル)はお腹の筋肉以外にも2つあります。

  • 腹横筋(ふくおうきん)
  • 多裂筋(たれつきん)
  • 骨盤底筋(こつばんていきん)

おそらく多裂筋や骨盤底筋を初めて知った方もいらっしゃると思いますが、この3つが体幹部分で壁を作り腹圧が上がることによって姿勢をキープしやすくしてくれます。

この3つの筋肉に1度に刺激を入れるには、呼吸系のトレーニングがオススメです。

仰向けで膝を90°に曲げて足の裏を床につけて、膝を立てた状態で鼻でゆっくりと息吸って、口で細く長くゆっくりと吐いて吐き切るような種目ですと刺激が入りやすくなります。
(腹式呼吸)

ここで大事なのは

吐けないと吸えない

という事です。

呼吸系の指導をする際に、おおよその方はが吸う事に意識を持ってしまうのですが、まずはしっかり吐けることが大切です。

たくさん吐けると、たくさん吸えるので上記の3つの筋肉が刺激が入ります。

「体幹の筋肉を鍛えて下さい。」と言われた方の多くがクランチと言って、いわゆる腹筋運動をしがちなのですが

姿勢をキープするにはインナーマッスルでないと、筋肉の繊維の質が違うので鍛えても姿勢がキープできるようになるには難しいのです。

【トレーニングの回数(目安)】

6秒かけて吐くを15〜20回 3set
※最初は少ない回数から始めてもOK

アイテムを使う

腹式呼吸のお話をさせて頂きましたが、果たして子供達が積極的に取り組むかと考えるかというと、それはまた別問題です。

なので、楽しくトレーニングしてくことが大切になってきます。

私も整骨院でバランスボールをオススメしたりしますが

転んで家具に頭を打ちそうで危ない

という声も頂いたりします。ボールは転がりますからね。

そんな方にオススメなのが椅子型のバランスボール

バランスボールを基本的に座っているだけでもフラフラしないように体幹の筋肉の出力をコントロールしますから、こんなアイテムもいいと思います。

さらに上の段階では、座った姿勢をなるべく崩さないようにボール投げ。

100円均一でも売っているゴム製の柔らかいボールで大丈夫なので

そのボールをお子様に投げてもらって下さい。

自然と体幹の筋肉を使います。

右から投げたり左から投げたり、上から投げたりとバランスよく鍛えて下さい。

また、親御さんがお子様にボールをキャッチさせる時に、ボールから落ちない程度で良いので左側に投げたり右側に投げたりして、左右に重心を振っても姿勢をキープできるようにするという事も良いでしょう。

実際に行う際には、安全を考慮して椅子の高さに合わせてマットを敷いたり、家具の近くで行わないなど、配慮しながら取り組んでみて下さい。


安達愛美(柔道整復師)

自身の学生の時のケガをきっかけにスポーツトレーナーを志す。
その後、国家資格取得の為に専門学校に入り直し見事合格。整骨院を開業し自身で治療家として活動すると共に、学生スポーツの現場でもトレーナーやコーチとして活動している。

●スポーツメディカル整骨院 院長
 ▷整骨院ホームページ
●一般社団法人 日本治療家研究所 理事
 ▷法人ホームページ
●都立高校水泳部外部指導員
●公立中学校バスケ部トレーナー


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